地球ジャイロご愛用の手引き

2017年01月31日

 


地球ジャイロを大切にご愛用いただくために、取り扱い上の注意点をまとめましたのでお読みいただければ幸いです。



□ヒモがうまく巻けない


従来のジャイロゴマは軸に穴が貫通しており、そこにヒモを通して巻き付けましたが、地球ジャイロはそうではありません。軸には円周上に溝が掘られており、その溝の中にヒモの一端を食い込ませるようにしてあてがい、あとは軸にヒモを巻き付けていきます。

最初のうちは持っているヒモを手で引かず(引くと溝から外れてしまいます)なりゆきで巻いていき、軸から外れなくなったところで徐々に固く巻き付けていってください。そうして巻き終えたら片手で枠をしっかり持ち、もう片方の手でヒモを引っぱります。

【注意点】間違ってもコマを放り投げないでください。またヒモを引くときに枠を持った手を放さないでください。吹っ飛んでいってしまいます。

上手く遊べるコツは、いきなり力任せに思いっきり引っぱるのではなく、徐々に加速させながらすばやく引ききることです。
そのあたりは取扱説明書に「地球ジャイロの回し方」として図示してありますが、それでもイマイチ要領がよく分からないという方もいらっしゃるでしょう。そこで具体的にどう巻き付けていけばいいか、以下のYouTube動画(音楽が流れます)を参考にしてください。

ヒモの巻き付け方│Winding Method of String


□回してもすぐ倒れてしまう


円盤を高速回転させることによってジャイロ効果を発揮します。おそらくは回転速度が足りていないのではないかと思われます。

ヒモを軸にゆるく巻き付けてしまうと、いくらヒモを引っぱっても円盤が高速で回転しません。その状態でスタンドに乗せてもすぐ落下してしまいます。できるだけ軸にヒモを固くしっかり巻き付け、徐々に加速させながらすばやく引ききってください。

【注意点】まず最初は平坦な床で倒れずに回るかどうか試してみて、上手くできるようになったらスタンドに乗せてください。スタンド上で円盤の回転が遅くなってフラついてきたら、落ちる前にサッと取り上げてください。



□落としたら壊れないか


従来のジャイロゴマは駆動機構が剥き出しのため、うっかり落としたはずみに衝撃をもろに受けて機能劣化を引き起こしたり、最悪壊れてしまうことにもなりかねませんでした。その点では地球ジャイロは剛性を高め比較的衝撃を受けにくい構造ですが、精密機器である以上絶対に大丈夫というわけではありません。精度を保つため、くれぐれも落とさないようお気をつけください。


また、外観ボディがキレイに仕上がっているため、不用意に落としてしまうとキズや凹みなどの損傷を受けてしまいます。
懸念としては、ジャイロ本体をスタンドに乗せたり、ジャイロ本体二つを連結させ乗せているうちに落としてしまうと、スタンドや軸に当たってダメージを受けるケースがとりわけて高いことです。

スタンドの上に乗せて遊ぶときには、以下の点にご注意ください。

【注意点】スタンド先端の尖っている凸部には、ジャイロ本体を過度に傾けて乗せないようにしてください。また凸部に軸を乗せるときには必ず指を添えて凸部にしっかり乗せてから手を離してください。指を添えずに片手だけで乗せようとすると、高速回転していることからうまく乗らずに落下し、スタンドと接触して損傷しかねません。
また、スタンド先端の半円状の凹部に(軸ではなく)枠を乗せて回転させるのはハイリスクなワザです。高速回転していることからうまく乗らずに落下し、スタンドと接触して損傷する可能性がきわめて高いことをお含みおきください。


そのほか、ケース内にジャイロ本体とスタンドを一緒に入れて持ち運ぶと、揺れによって金属同士が接触してキズだらけになってしまいますのでお避けください。
また、付属のヒモを用いて綱渡りさせることも歓迎できかねます。付属のヒモではそこに留まるだけで滑っていきません。せめてピアノ線などを設営し、少し傾斜させたその線上で綱渡りを行ってください。
基本的にどんな遊びであっても、落としたときに衝撃を緩和できるような振動・衝撃吸収性に優れたウレタンやスポンジ等の制振マットを下に敷くなどして策を講じておくことが肝要です。

【注意点】ラグやカーペットなど毛羽立ったものを下に敷かないようにしてください。高速回転している軸と枠との隙間に毛羽が巻き付いて取れなくなってしまいます。


□手入れはどうすべきか

実際にジャイロ本体を手にされると分かりますが、手の指紋(皮脂)が付くほど鏡のように光沢ある金属です。手入れに関しては汚れを拭きとるぐらいにとどめ、過度に磨き上げたりすることはお控えください。
汚れを拭き取るには、カメラやメガネのレンズを拭くクリーニングペーパーや超極細繊維のハイテク・クリーニングクロスが最適です。

【注意点】細かなホコリ等の異物がすでに付着していると、かえってキズをこすり付けてしまうおそれがあります。ブロアーで吹き飛ばしてから拭いてください。

また、付属のヒモは地球ゴマと同じ綿の撚糸を採用しています。長年使われている綿糸が巻き付けるのにもっとも適していてフィット感があるからですが、ときに摩擦や劣化で切れてしまうことがあります。
ヒモは消耗品ですので、切れてしまい足りなくなったときは、太さ0.9〜1.0mm(それより細くても太くてもいけません)のタコ糸で代用していただけます。ちなみに付属のヒモは市販品で、品番は
20番手の綿糸を18本撚った6号(20×18)です。撚(よ)ってあるため、使っているうちに端からほぐれてきますが、透明接着剤で両端だけ固めてください。
オイルやグリス(潤滑油)は、スムーズに回転しなくなるおそれがあるため注入しないようにしてください。
高温多湿や直射日光の当たる場所を避けて保管してください。


□エンジョイ、ジャイロ!


地球ジャイロをインテリア・オブジェとして飾っておきたいという方もきっといらっしゃるでしょう。さりとて、ときには遊んでみたくなるもの。そうなると知らないうちにキズが付いてしまうことはある程度避けられません。

キズ一つないデリケートな状態を保つには、なるべく使わないでコレクションとして展示ないしは保管された方が無難ですし、それでは買った意味がないと遊ぶことにウェートを置くなら、心ゆくまで満身創痍で使い倒すのもまた遊びがいがあって堪能できるというものです。
ただ、あいにく組立上取り外しが困難なため修理や部品交換の対応ができませんので、細心の注意を払いながら大事にお取り扱いください。

この地球ジャイロが、期待してお求めくださった皆様の琴線に触れ、末長くご愛用いただけることを願っています。

なお、製品についてお気づきの点やこうした方がいいといった改善点などご意見・ご要望がありましたら何なりとお申し出ください。お寄せいただいた皆様の声を製品・サービスの向上に活かしていきたいと考えております。今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。


 


 
 
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